地理的表示保護
ヤマダイかんしょ
「地理的表示保護制度」に登録されました!
平成30年8月6日に登録され、翌7日農林水産省において登録証授与式が行われました。
地理的表示保護制度とは?
地域には、伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地等の特性が、品質等の特性に結びついている産品が多く存在しています。これらの産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録し、保護する制度が「地理的表示保護制度」です。
農林水産省は、地理的表示保護制度の導入を通じて、それらの生産業者の利益の保護を図ると同時に、農林水産業や関連産業の発展、需要者の利益を図るよう取組を進めてまいります。
※農林水産省ホームページ抜粋※
つまり黒潮の影響を受けた温暖な大束原台地の火山灰土壌で昭和40年頃から栽培が開始しされた青果用さつまいもが、生産者の試行錯誤による冬期貯蔵方法の確立や周年出荷体制・栽培方法・出荷規格などの確立により「ヤマダイかんしょ」という知的財産として認められたということです。
特定農林水産物等登録証 ( 424KB) |
登録の公示(登録番号64号)【農林水産省リンク】
ヤマダイかんしょの紹介
ブランド「やまだいかんしょ」は、昭和41年に栽培が始まりました。幾多の危機を克服し今では、西日本で有数の一大産地に成長してきました。
多彩な利用が可能な「かんしょ(甘藷)」は、近い将来人類が宇宙に滞在するようになったとき宇宙ステーション内で栽培できる作物として注目されています。
その理由は、葉も茎も食べられ、栄養のバランスがよく、土がなくても栽培(水耕)ができ、調理し易く、飽きがこないことです。米国のタスキギ大学では米航空宇宙局NASAの委託を受けて、宇宙環境に適した新しい甘藷の品種改良が進められています。
- 甘藷を切ると出てくる白い粘液は、ヤラピンという成分で腸内を掃除する働きがありセルロースとヤラピンの相乗効果が便秘を改善してくれます。食物繊維も豊富に含んでおり、腸の運動を活発にします。
- 抗酸化作用のあるビタミンCや抗酸化物質(カロチノド、クロロゲン酸タンニン系)を含み健康や美容にも抜群の効果があります。
- カリウム、マグネシウムも含有し高血圧を予防します。
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