６月２７日と３０日に、木城町と新富町・湯風呂地区の慰霊碑前で畜魂祭が執り行われました。平成２２年に発生した口蹄疫により殺処分された牛・豚及び愛玩動物の霊を弔うために毎年開催されている畜魂祭には、各地区の畜産農家やＪＡ・行政などの関係者が出席し、慰霊碑に玉串を奉納して家畜の霊を弔いました。

　口蹄疫によって木城町では３万２２３頭、湯風呂地区では５８３頭の牛・豚・愛玩動物が殺処分されました。木城町自衛防疫推進協議会会長を務める半渡英俊町長は「二度とあの惨事を起こしたくありません。もう一度防疫の徹底をお願いします」と出席者に呼びかけていました。