３月２５日、ＪＡ尾鈴直売所「産直おすず村」は第２２回の運営協議会総会を開き、８０名が出席しました。

　細野啓志郎会長は「昨年は、会員の皆様の努力により順調に運営ができた。これからも消費者に選ばれる直売所を目指して頑張りましょう」とあいさつされました。

　議事では令和５年度の活動報告や合併に伴う規約の改正が提案され承認されました。令和５年度は、店舗のリニューアルを行い、毎月恒例の感謝祭や創業祭を復活させるなど、コロナ前のような賑わいが戻る一年でした。

　議事の他、危害分析重要管理点（ＨＡＣＣＰ）の考え方を取り入れた衛生管理についての確認や、（福）川南町社会福祉協議会からは川南町が子育て世帯へ無料で食料を届ける「もぐぴよ便」についての取り組みが紹介され、おすず村会員も食材の提供を通じてフードロスに貢献していることから、引き続き支援をお願いしたいとの話しがありました。また、昨年の消費税インボイス制度の導入に伴い、高鍋税務署より適格請求書保等保存方式についての概要について研修を受けました。

　直売所「産直おすず村」運営協議会は３月１４日、本所大会議室で第２１回の総会を開き、会員、ＪＡ役職員ら９６人が出席しました。

　坂本一也会長は「コロナ禍で４年ぶりの開催となった。不安を抱くこともあったが、皆さんの協力もあり乗り切ることができた。これからも運営に携わっていただき、利用者を増やしていけるよう努めていこう」と呼びかけました。

　松浦寿勝副組合長は「日頃から美味しい農畜産物を出荷して頂き感謝している。また、川南町の送料無料キャンペーンを活用し、おすず村の農畜産物を全国にＰＲすることもできた。会員の皆様には、今後も美味しい農畜産物の出荷をお願いします」とあいさつしました。

　議事では、２２年度事業活動報告や商品出荷の確認事項、役員改選などが提出され、承認されました。

　おすず村の売上高はコロナの影響を受けながらも年々伸びており、２０２３年度は１５年ぶりに３億円（前年比１０５％）を越えました。

　定期的なイベントの積み重ねや、ふるさと納税返礼品・ネット販売にも力を入れてきたことで店の人気が高まっています。

　また、直売所向け野菜の講習会や川南社協のＳＤＧｓの取り組みについて説明があり、川南町が子育て世帯へ無料で食料を届ける「もぐぴよ便」には、おすず村会員も食材の提供を通じてフードロスに貢献しています。