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営農

目次

営農

□ 今月の農作業メモ

□ 病害虫発生予察情報(宮崎県病害虫防除・肥料検査センター)


□ 資材のお求め(グリーンセンター)


廃プラ収集

10月の農業用廃プラスチック収集日について

◆収集日◆
 <童子丸集積所>
      ビニール : 令和6年 10月 2日(水)  
  ポ  リ : 令和6年 10月 16日(水)
 ※10月は三財集積所での収集は行っておりません

◆持込時間◆
 9:00~16:00
 ただし、12:00~13:00は休憩のため受け入れを中断。
◆処理費用(1kgあたり)◆
 ビニール:12円/kg
 ポリ:34円/kg
 ※注:令和6年5月1日から処理費用が変更となりました。
 ビニール:(~4/30)11円/kg ⇒(5/1~)12円/kg
 ポリ:  (~4/30)33円/kg ⇒(5/1~)34円/kg
 ※処理費は、排出の前後にトラックスケールで計量した後に『現金』または『農業用
  使用済プラスチック排出者カード(デポジット)』でお支払い下さい。
 ※注:令和6年4月1日から各集積場での処理費の支払いは現金のみとなりました。
◆分別◆
 ビニール:塩化ビニール ※シルバービニールは特別収集日に引き取ります
 ポリ:ポリフィルム、シルバーポリ、PO系フィルム、クリンテート、プチプチ、暖房用ダクト、谷シート、マルチ、柔らかい育苗ポット、サイレージラップ(ネット状のものは不可)、肥料袋(麻袋のように編んでいるものは不可)、柔らかいかん水チューブ(固い部分は取り除いてください)、柔らかい液肥容器(農薬容器は不可)
◆注意事項◆
 ・ビニールとポリの持込日は、上記のとおり別々に設定していますので、上記のとおり分別して持ち込んで下さい。
 ・上記に分別できないものは、特別収集日を設けて収集しますので、絶対に持ち込まずに各自で保管して下さい。
 ・ビニールは長さ1m・幅50㎝・重さ20㎏程度、ポリは10㎏程度に、耳ひもやダンバンドを使用して結束して下さい。
  また、サイドの耳ひもは抜いておき、作物くずや針金などの異物がないように注意して下さい。
 ・液肥容器は中をきれいに洗浄し、キャップ・容器口等の固い部分を取り除いてから持ち込んで下さい。
 ・肥料袋等の中に、絶対にポリ以外の異物(ペットボトル等)を混入しないでください。
 ・今回の案内日以外に持込を希望される場合、以下の業者へ直接持ち込んで下さい。
   事業者名:宮崎県産業廃棄物再生事業協同組合
   所 在 地 :宮崎市大字島之内2932番地
   電話番号:0985-39-2261
   受入時間:月曜~金曜(祝祭日を除く) 9:00~16:00
   ※連休・盆・年末年始は営業日が変更になる可能性があるため、事前に確認してから持ち込んで下さい。

農業用廃プラスチックデポジットの有効期限について

農業用廃プラスチックのデポジット制度は、JAなどでビニール等の農業用プラスチック製品を購入する際に、事前に処理費を上乗せして徴収している制度です。
農家のみなさまには、ビニール等の適切な処理を行っていただいておりますが、中にはデポジットを全く使わずに残ったままになっている方もいらっしゃるようです。
このデポジットは、10年間利用がない場合は失効することになっております。
下記の項目に該当される方、ご不明な点がある方は、市農業用廃プラスチック適正処理対策推進協議会(事務局:市農林課園芸特産係 32-1003)にご連絡下さい。
 ・使用済ビニール等を知人等に譲渡された方
 ・以前農業をしていたが、離農された方
 ・経営主が変更になった方

新規就農支援

農業での独立を目指す意欲のある農業研修生を募集します。

研修事業の目的

将来、農業で自立を目指す農業後継者や新規就農者等を受け入れて、農業技術や経営手法等についての研修を行い、農業の担い手を育成することを目的とします。

募集要項

応募資格
おおむね50歳までのやる気のある方
応募条件
・農業経営に対し固い意志と意欲がある農業後継者や新規就農希望者等で、研修終了後も引き続き西都市に居住し、農業を続ける者
・研修中から生産部会に加入し、かつJA事業を活用できる者
・トレーニングハウス独立営農資金として1年間分の運転資金の準備ができる者
・心身ともに健康である者(健康診断書確認必須)
募集期間
随時募集
募集人員
希望者数及び受入体制により決定する(5名程度)
研修期間
毎年7月1日~翌年6月30日
(ただし、品目により変更有)
研修場所
JAみやざき西都地区本部管内の農家およびJAトレーニングハウス
研修品目
原則として、施設ピーマン、施設キュウリ、カラーピーマンから選択
研修助成措置
農業次世代人材投資事業準備型 年150万円
非該当の場合は、JAみやざき西都地区本部・JAグループ・西都市等の助成措置 年140万円程度
各種資格取得
研修期間中、必要な免許等の資格取得を行う
就農支援
リースハウス、農地管理、補助金制度、融資資金対応、経営指導、販売、市の住宅費用一部助成など
応募・お問い合わせ先
西都・西米良地域担い手総合支援協議会就農支援部会
 西都市農林課           0983-43-0382
 JAみやざき西都地区本営農支援課   0983-35-4129
 宮崎県児湯農業改良普及センター  0983-43-2311
※予備審査および面接審査に合格した方を研修生とします。

  • 農地、施設、農機など投資資金が必要ですので、堅実な保証人が2名必要です。
  • 就農場所、就農形態等はあらかじめ計画が必要です。JA及び関係機関と十分協議を行い、相談を受けながらハウス建設及び資金相談等の支援を行います。
  • 研修期間中は、JAみやざき西都地区、西都市等の関係機関が示す規約、要領等を遵守していただくことになります。

研修概要

□ 1年目はトップ農家で研修
 (農業次世代人材投資事業準備型を活用できます)
□ 2年目からJAトレーニングハウスを使った独立営農研修がスタート(最長2年)
 (農業次世代人材投資事業経営開始型を活用できます)
□ 基礎研修(技術・経営)も並行して行います

研修内容
研修先・支援機関
基礎技術・経営研修
土壌・防除・機械・経営・制度等の基礎研修
普及センター・JA等関係機関
実践研修
①栽培実習(作付~収穫、土づくり)
②部会学習会への参加
トップクラスの栽培農家
就農計画作成研修
①就農計画作成
②収支計画作成
西都市・JA・普及センター等

就農後の支援

集合学習のほかに、個別に技術・経営の両面から、西都市・JAみやざき西都地区本部・宮崎県の総合支援で応援します。
個別指導
・栽培技術指導
・現地巡回指導
・経営コンサル(2~3年目に実施)
集合学習
・JA生産部会学習会(栽培技術)
・基礎経営・技術研修(経営・土壌・防除・機械等)
・記帳研修

キャトルセンター

キャトルセンターでは、生産者の労力軽減と飼育頭数の拡大を目的に、母牛や子牛を預かり、共同管理する事業を行っています。
目的
農家経営の安定および畜産生産基盤の強化を図るため、子牛の共同育成および不受胎牛の管理を行うことで、農家の労力軽減と飼育頭数の拡大、分娩回転率向上に寄与する。
事業内容
・子牛共同育成事業
・不受胎牛管理事業
利用者資格
JAみやざき西都地区本部の組合員で、生産基盤の維持または増頭に取り組む者
お問い合わせ先
西都キャトルセンター
 TEL(FAX兼用) 0983-41-2100
 事務所携帯電話 080-2758-0066

お知らせ

□ 子牛の共同育成管理、不妊牛の受胎管理や委託を随時受付中です!
   和牛繁殖牛経営の基本は、1年1産(分娩後80日以内の受胎)です。
   分娩間隔の長い成牛や受胎の悪い育成牛等がいましたら、ぜひご利用下さい。
   委託申込書を提出いただければ事前確認に伺います。

□ 堆肥の販売をしています!
   2t車1台 6,000円
   良質な堆肥をぜひ一度使ってみて下さい。

農作業事故防止

緊急停止装置の活用

人間工学専門家 石川文武
「作業中に危険を感じたら、ためらわずに止める」ことは、農作業以外でも当然のことです。「あと少しだから」「今止めると全体の流れに影響するかも」とためらっていると、危険の芽を摘むことはできなくなります。作業が終了したときには、それぞれの手順で機械を止めます。同じ操作ですが、緊急時にも迅速に機械を止める技術が要求されます。
止める方法として、ブレーキを掛ける、作用部を止める、エンジンを止める、と分けられます。移動機械にはブレーキが装備され、道路運送車両法に基づいた認定を受けている物は、その法律に適合していなければなりません。それ以外の移動農機では、数m以内で停止するような常用ブレーキと、駐車ブレーキの装備が必要です。単軌条運搬機(モノレール)では、暴走に備えた緊急ブレーキも必須です。それぞれが有効に働くように調整し、常に停止操作を練習しておきましょう。刈り払い機(草刈り機)では、最高速回転時に5秒以内で刈り刃が停止するようになっています。携帯型の茶摘み機では、どちらかの手をハンドルから離すと停止するようになっています。また、コンバインやフォーレージブロワーなどでは、巻き込まれ防止のために、作業場所の至近に動力遮断装置が装備されています。
歩行型トラクターでは、バック時に背部の物に挟まれたときにワンタッチでクラッチがオフになる狭圧防止装置も付けられています。
エンジン停止を迅速かつ確実に行えることも事故を小さくする手段です。エンジン停止は1回の操作だけで短時間のうちに停止しなければなりません。農業機械のエンジン停止装置にはさまざまな種類があります。普段は機械を操作しない家族にも停止方法だけは実行できるようにしておく必要があります。
農業機械は長く使われます。安全装備が施されていない長寿の機械を使っている場合もあるでしょう。点検装備を怠らず「いざというときにどのように止めるか」を身に付けて作業に取り組んで下さい。

刈り刃との接触防止

人間工学専門家 石川文武
農業機械には、作物を切断するための刃が備えられているものがあります。昭和40年代の末期に農作業事故が増加しましたが、農業関係者に「機械のどの部分に危険を感じますか」というアンケートを行いました。その結果、「刃」が最も怖いという結果となりました。
主な農業機械のうち、刃による事故が多く報告されていたのが、刈り払い機、茶摘み機、バインダー、コンバインでした。安全鑑定では、「刈り刃が容易かつ急速に停止できる構造であること、ただし、作業者が通常は接触する恐れがない場合にはその限りではない」(基準・内規の文章そのままではありません)とされ、安全対策が取られてきました。
刈り払い機では、スロットルレバーを離すことにより緊急停止するようになりましたが、危険を察知して操作をしても瞬時に止まるわけではありません。また、始動時や作業中に自分や第三者を傷つける事故が後を絶ちません。第三者が接近するときの合図励行と、組み作業時の5m以上の安全距離を保つこと、斜面では足場の安全確認が大切になっています。なお、飛散物防護カバーを絶対に外してはいけません。
茶摘み機では、携帯型では片手を離すと停止する装備になっていますが、無効化してしまう事例が続いており、作業者の安全意識向上が必要です。可搬型では、補助者側からも緊急停止させるレバーなどが装備されています。バインダーでは、デバイダーと引き起こし装置が防護の役目を果たしていることから、事故が少なくなりました。
コンバインでは、排わらカッタでの負傷事故が多発していました。最近は、わら詰まりが生じたときに、自動停止する装置になっていますので、事故の減少が期待できますが、わらの抵抗で作動部が停止しているだけの場合もありますので、取り除くときには、エンジンが停止していることも確認しましょう。
「いちいち止めてはいられない」という考えはやめましょう。一時の油断が損失を招くのです。

回転軸、ベルト、チェーンなどとの接触防止

人間工学専門家 石川文武
農業機械はエンジンからの力を軸やチェーン、ベルトなどの伝動装置によって作動部を動かしています。軸は軸受けに支えられていますが、軸端が触れやすい場所にあると、作業中に何気なく触れて負傷することがあります。また、チェーン、ベルト、プーリーなども、かみ込み点付近での接触により負傷することがあります。作業者が触れてしまうようなこれらの場所については、必要最小限の作動部を除く可動部はカバー、ケース、囲いなどによって防護され、変形しやすかったり、熱を持ったり、指や手が届くようなものであってはいけないことになっています。
現在販売されている機械の大部分はこれらの防護装置が施されていますが、その対策技術に対するメーカーおよび使用者の安全意識が不十分と考えられて、事故が起こっている例があります。例えば、点検整備のための取り外すことができるカバーでは、機械から完全に取り外すことができる構造だと、点検後に再取り付けせず動かすことも可能です。本質的な防護としては、カバーの一端をちょうつがいなどで機械とつないでおくことです。また、しっかり再装着しないとエンジン始動ができない工夫が加えられているとより有効な装備となります。
機械の使用者にとって、これらの安全装置は過剰に思える場合もありますが、農業の場合には、特別な資格を必要とする機械・作業を除いて全員が技術研修を受けているわけではなく、技量、安全意識の違いがあり、国際的な取り決めで安全距離(作業者の腕などが可動部に達しない距離で、作業位置から測定する。幼児でも接触しない網目、背の高い人でも届かないような高さなどが基本です)を保つ仕組みになっているので、厳しい基準とはいえません。
安全装備が施されていても、機械と作物や土との接点は防護しきれません。使用者間で安全意識を統一しましょう。

ハーベスター類への巻き込まれなどの防止

人間工学専門家 石川文武
今回はポテトハーベスター、ケーンハーベスター、フォーレージハーベスターなどの作業安全を考えます。これらの機械は、機械と作物ん接点が稲作用機械に比べて広くかつ強く、作業者が接触しやすい形になっています。もちろん、作業者が巻き込まれたりしにくいような安全装備がなされていますが、部分的には安全対策技術が不確実な箇所もあり、事故が発生しています。またハーベスターは対象作物によって形状が異なるため、言葉では共通の防護であっても、内容には違いがあります。
共通部分としては、ドライブシャフトに関わるもので、動力取り入れ部分やドライブシャフトへの巻き込まれ防止対策が必要です。動力取り入れ部にあるカバーが有効か、ドライブシャフトの防護カバーが破損していないか、カバーの回転防止が施されているか、などを確認します。対策ができていないと、作業着などが巻き込まれる恐れがあります。
飼料を収穫するためのフォーレージハーベスターでは刈り取り部への巻き込まれ、飼料成型部への巻き込まれなどが発生しています。安全装備を有効に使って下さい。

耕耘機ハンドルの跳ね上がり対策②

人間工学専門家 石川文武
耕耘(こううん)機や管理機などの一軸型の歩行型農業機械は、地形的条件や作目によってはまだ使われていますし、乗用型機械を使いこなすことが技術面・体力面から困難になっている高齢者にも使われています。そして、発進時に注意を怠ると思わぬ事故につながることが多いのも事実です。今回は挟まれ事故防止について解説します。
後退発進時にハンドルが跳ね上がることはほとんどすべての農業者が体験しています。多くはヒヤリハットで済んでいますが、作業者の後方に壁、木、電柱などがあった場合には機械を制御できずに挟まれ、ハンドルに胸や首を押し付けられて絶命する事故もあります。2014年には歩行型トラクターの死亡事故30件のうち、挟まれが原因は14件もありました。
後方発進時にエンジン回転数が高いままクラッチをつなぐと人を持ち上げるほどの力と速さでハンドルが跳ね上がります。危険予知をしていれば持ち上げられることは防げますが、人はミスを犯しますから絶対に大丈夫とはいきません。ループハンドルであればハンドルで体を持ち上げられたり押し付けられたりします。つの型ハンドルの場合には、ハンドルには挟まれませんが、機械本体や作業機に挟まれます。ループハンドルの場合には、ハンドルから手を放すとクラッチが切れる装備が施されています。つの型ハンドルでは、主クラッチレバーを「切」にしなければなりません。慌てると、この操作ができなくなります。安全装備が施されている機械では重大事故は起こりにくいのですが、購入後の年数が長い機械は装備がありません。
装備の有無を理解した上で、ハンドル跳ね上がりへの危険予知とその対策をしっかり立てましょう。
後退発進をするときは、バック耕耘けん制装置を使うこと、エンジン回転を定格より下げること、主クラッチはゆっくりとつなぎ、反対側の手でしっかりとハンドルを押さえることです。

耕耘機ハンドルの跳ね上がり対策①

人間工学専門家 石川文武
最近では乗用型の機械作業が大半になっています。しかし、乗用機械では作業効率が低い中山間の狭小圃場やハウス内、1行ほどの短い野菜作などでは、歩行型機械が使われており、さまざまな事故も発生しています。
耕耘(こううん)機や管理機のように車軸が一つの機械では、主クラッチのつなぎ方によっては前進発進時にはハンドルが下がります。逆に後退発進するときにはハンドルが跳ね上がります。不用意なクラッチの接続を行うと、後退発進時に巻き込まれたり、挟まれたりします。今回は巻き込まれ(2014年は6件発生)事故防止のための安全装備と事故防止対策を考えましょう。
後進時のロータリー停止装置について。エンジン回転が高いまま後退発進しようとするとハンドルが跳ね上がり、体が不安定となり地面の状態によっては作業者が転び、機械の下敷きになることがあります。そのときにロータリーが回転していると転んだ上に機械が進んできて、足や腹部をロータリーに巻き込まれることがあります。そのような事故を防ぐために、「バック耕耘けん制装置」が備えられています。
バックしようとするときに、ロータリーのクラッチが入っていると変速ギアがバックに入らないようになっています。ロータリーを停止位置にすればバックに入って後退発進が可能になり、発進時に転んでしまい巻き込まれても作業機によるダメージは小さくできます。
ハンドル回動式の場合には、ハンドルを水平方向に90度または180度回転させれば、けん制装置が解除され作業することも可能です。さらに、ロータリーカバーが装備されています。これは土の飛散を押さえるだけでなく、足先がカバーに触れると危険ですよ、という意味も含まれています。
どちらも事故の可能性を小さくするための装備です。点検や整備に不都合だから取り外してしまおう、なんて考えてはいけません。

歩行型農機のブレーキ確認

人間工学専門家 石川文武
自動車教習所では、エンジンをかけて走り始めるという動作を覚える前に、動いている車をどうやって停止させるかを理解・行動させることが重要になっているようです。
農業機械も同様です。道路運送車両法で自動車として型式認定を取っている自走式機械は、制動機構と共に定められた制動能力を発揮できなければなりません。また、必要な運転免許も有していなければなりません。農業機械には、自走式であっても、公道を移動することが認められていないケースが多くあります。歩行型の管理機やバインダー、自走自脱などです。田畑の中は道路ではないので作業計画に沿って移動することに制限はありません。しかし、走り始めたからにはどこかで停止させなければなりません。
「停止」することに多くの技術は必要としないと思われるかもしれませんが、実際は無知や無謀によるブレーキ操作の失敗が事故に結びついています。歩行型トラクター(耕耘機)では低速で平たん地での作業時には、メインのクラッチを切るか左右のサイドクラッチを切ることで停止させることができます。しかし、傾斜地であったり、移動速度が速い場合に、短時間・短距離で停止させるには、ブレーキ操作をしなければなりません。最近の機種では、ハンドルから手を離せばクラッチが切れるものもありますが、速度が速い場合はすぐには停車しません。また、地面が硬いときの耕耘では、ダッシングを起こすこともあります。危険予知を行うとともに、緊急操作をシミュレーションにより習熟しておくことが大切です。
各作業の前にブレーキレバーの位置確認と操作方法の確認をしましょう。事前に対策を考えておくことによって、事故にはならずヒヤリハットで済ませることが可能です。
動いている機械を止める技術を確立させるとともに、円滑と思われる作業中でも緊急停止させる場面がないとはいえません。時間のロスを心配するよりも安全を最優先させて「止める勇気」を持ちましょう。

農地中間管理事業

農地中間管理事業を活用しませんか?

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事業の活用には要件等がありますので、
お問い合わせ・ご相談は
最寄りの市町村農政担当課・農業委員会・JA、
または宮崎県農業振興公社 農地第一課までご連絡ください。

・西都市農業活性化センター      ☎43-1153
・西都市農業委員会          ☎43-3595
・JAみやざき西都地区本部 営農支援課  ☎35-4129
・宮崎県農業振興公社 農地第一課  ☎0985-78-0210
JAみやざき
〒880-0032
宮崎県宮崎市霧島1丁目1番地1
TEL:0985-31-2235
FAX:0985-31-5753
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