ガス事業について
私たちは、食材を調理することによって「食」の可能性を広げ、現在では豊かな食生活を築いています。
JAでは、ご家庭の調理に欠くことのできない「火(力)」を皆さんの家庭にお届けできるよう、その原料となるLPガスを提供しています。LPガスは環境負荷が少なく地球温暖化の原因であるCO2の排出量が少ないクリーンなエネルギーと位置づけられており、また、火力が強いという特徴を活かし、ご家庭のお風呂などへの給湯にもご利用いただいております。
このLPガスは、JAグループでは「クミアイプロパン」の名称でご利用頂いており、安定した供給を行えるよう、安全に安心してご利用頂けるようつとめております。
LPガス製品の主な種類
プロパン
主に調理用、給湯用の燃料として使用されていますが、農業関連では一部のハウス栽培において暖房用燃料としても使用されています。燃焼しても有害物質がほとんど発生しないことから、クリーンなエネルギーとされています。
ブタン
主に工業用の燃料、化学製品用の原料として使用されています。
ガスとIHの違い
ガスコンロとIHクッキングヒーターとの比較Q&A
ガスコンロの便利機能
ガスコンロとIHクッキングヒーターとの比較Q&A
Q2.ガスコンロはIHと比べて劣っている?
A2.最近のガスコンロは機能面、安全面、お手入れ性の面で、下記のとおり進化しています!
④グリル過熱防止機能
・グリルもきめ細かく温度を感知
グリル庫内の温度が異常に高くなったとき自動で消火します。
LPガスを安全にご利用いただくために
LPガスを正しく使って安全で快適な毎日を
●LPガスの性質
・LPガスは空気の約1.5倍の重さがあるため、もれると低いところや物かげにたまります。
・LPガスそのものは無色無臭ですが、安全のためにタマネギが腐ったようなニオイをつけてあります。
・LPガスは、地球にやさしいクリーンなガスです。高カロリーで、しかも地震などの災害にも強く、
安心してお使いいただける便利なエネルギーです。
●おねがい
・容器からガスメータまでの供給設備は販売事業者が所有し、販売事業者が日頃から管理および点検をします。
供給設備を販売事業者の許可なく変更、移動、撤去しないようにしてください。
・安全のため容器を波板などで囲ったり、容器から2m以内の範囲に火気(ボイラー、電気設備など)を
設置しないでください。
・災害・緊急時以外は容器バルブを閉めないようにしてください。
ガス栓・器具栓はうっかりが禁物
ガス管にも細心の注意
小型容器(8kg容器以下)の取扱いについて
LPガス用ガス漏れ警報器のご使用について
共同住宅、学校・病院、旅館ホテル、料理飲食店などの人が多く集まる施設、
地下室等に燃焼器が設置されている場合には、原則として法令によりLPガス
用ガス漏れ警報器の設置が義務付けられています。
一般戸建住宅でも、事故防止のため取付けをおすすめします。
「長期使用製品安全点検制度」について
・製品が古くなると部品等が劣化(経年劣化)し、火災や死亡事故を起こすおそれがあります。
そこで事故を防ぐため、特定の製品の所有者へ、メーカーなどが適切な時期に通知を行い、
所有者が点検を受ける制度が施行されました。
21年4月以降製造・輸入された下記の対象製品(特定保守製品)を購入した場合は、所有者登録をしてください。
また点検通知が届いたら点検を受けるようにしましょう。
※消費生活用製品安全法の改正に伴い創設された制度です。
※現在お使いの製品(平成21年4月1日より前に製造・輸入された製品)も点検可能ですので、
詳しくはメーカーなどにお尋ねください。
・LPガスの燃焼にはたくさんの空気が必要です。
換気が十分に行われていないと、酸素不足や排気ガスが室内に充満して不完全燃焼を起こすことがあり、
最悪の場合、死に至る危険性があります(一酸化炭素中毒)。
・室内でガス器具を使用する際は、時々窓を開けるか、換気扇を回して換気をしてください。
また、小型のガス器具であっても、長時間の使用はしないでください。
・特に、室内で小型湯沸器を使用する際は、必ず換気を徹底してください。
また、小型湯沸器をお風呂の給湯やシャワーとして直接使用するのは大変危険ですので、絶対におやめください。
・屋内にある風呂がま及び大型湯沸器の設置場所には、適切な給気口(空気の取入口)及び排気設備(排気筒など)を
設けてください。
・排気筒の接続部や逆風止めが外れたままガス器具を使用すると、室内に排気ガスが流出して大変危険です。
また、排気筒の先端に不備があると、鳥が巣を作り、排気を妨げる場合がありますので、日頃から注意してください。
・屋内設置のガス瞬間湯沸器が点火の後、自動的に消火する現象が繰り返し発生したら、再点火は行わないでください。
繰り返し点火操作を行った結果、不完全燃焼による一酸化炭素中毒事故で死亡したケースがあります。
ただちに使用を中止し、ガス機器の購入先やLPガス販売事業者にご連絡ください。
点火・消火は目で確認
もしもガスがもれたら・・・
ガスのニオイに気付いたとき、警報器がガスもれを感知したときの手順を日頃から確認しておいてください。
【ガスもれ時の注意事項】
・マッチやライターなどを点けたり、タバコなどを吸ったりしないでください。
・電気コンセントやスイッチに触れるなど、発火の原因になることは避けてください。
・換気扇は絶対に回さないでください。
・また、換気扇が回っている場合は、そのままにしておいてください。
災害時の対策
◆ガス器具は必ずLPガス用で◆
こんなときは販売事業者へご連絡ください
・LPガスによる災害時、または災害の発生の恐れがあるとき。
・風呂がまや大型湯沸器といった固定式燃焼器の設置、変更、修理、撤去のとき。
・ガス器具の交換など、ご使用の消費設備の内容を変更したいとき、または変更したとき。
・家の増改築など、LPガスの設備工事がともなう工事をするとき。
・長期間留守にするとき。
・その他、LPガスのご利用に関するご質問やご不明な点があるとき。
※配管・風呂がま、大型湯沸器、排気筒などの設置や変更は、専門の資格が必要です。
LPガス料金
標準的LPガス料金表
令和4年6月1日からのLPガス料金は下記の通りとなります。
※基本料金・従量料金(税別)
月額基本料金 | 1,600円 |
階層別従量料金 | ご使用量に応じた単位料金 |
0.1㎡~5.0㎡ | 0.1㎡につき74.0円(1.0㎡につき740円) |
5.1㎡~10.0㎡ | 0.1㎡につき69.0円(1.0㎡につき690円) |
10.1㎡~20.0㎡ | 0.1㎡につき59.0円(1.0㎡につき590円) |
20.1㎡以上 | 0.1㎡につき44.0円(1.0㎡につき440円) |
※料金の算出方法
【基本料金(税込) + (階層別従量料金×使用量)×1.1】(円未満切り捨て〉
(例) 5.3㎥使用の場合 ・ ・ ・ ガス料金6,057円(税込)
内訳 : 基本料金1,760円(税込)+従量料金4,297円(税込)
従量料金の計算 : (740円×5.0m3+690円×0.3m3)×1.1=4,297円(税込)
(例) 18.0㎥使用の場合 ・ ・ ・ ガス料金14,817円(税込)
内訳 : 基本料金1,760円(税込)+従量料金13,057円(税込)
従量料金の計算 : (740円×5.0m3+690円×5.0m3+590円×8.0m3)×1.1=13,057円(税込)
※基本料金について
基本料金は、供給設備(ガスメーター、調整器、低・高圧ホース、ガス容器、供給配管など)の維持費、
および保安に係る費用(法定点検調査、集中監視システムなど)ガスの使用に関わりなく固定費用 として、
毎月一定額お支払いただく料金です。
プロパンガス料金早見表は下記のPDFをご覧下さい。
プロパンガス料金早見表 ( 79KB) |