平成30年6月11日に、庄内町の育成牛センターの落成式を執り行いました。この施設が完成したことで、JAが和牛繁殖農家の飼養管理の軽減と飼養頭数の増頭・維持を目的に2014年11月から独自に実施している「育成牛供給事業(注1)」の更なる拡大が図られます。畜産クラスター事業を活用して建設された同施設は、育成牛舎1,152㎡(384㎡×3棟)、堆肥舎360㎡、飼料倉庫120㎡を備え、育成牛144頭の飼育が可能です。譲渡会1回あたり24頭を計画しています。また、施設を活用し、JA技術指導員などを対象とした研修等を実施し、技術指導の向上、そして地域全体の技術向上を目指します。
注1: JAが子牛セリ市で計画的に導入し、一定期間JAの施設で飼養した後、妊娠牛で管内の和牛繁殖農家へ、2ヶ月に1回開かれる譲渡会を通じて譲渡する事業。